敷き布団の湿気を除湿するには、寝起きに敷き布団を畳んで湿気が乾くようにするのが基本です。
敷きっぱなしではいつまでも湿気が乾かず、カビが生える原因になってしまいます。
より効果的な除湿法は、天気の良い日に天日干しすることです。
敷き布団が天日に温められるので、効果的に除湿することができます。
梅雨の時期など雨の日が続く場合は、布団乾燥機を使うのが良いでしょう。
布団乾燥機を使えば、一年中いつでもカラッと乾いた気持ちの良い敷き布団で眠ることができます。
フローリングの床に敷き布団を敷いて眠るなら、床との間に隙間を作るすのこをおすすめします。
すのこを使うと湿気が溜まりにくくなるので、敷き布団にカビが生えるのを防げます。
除湿シートの使用も効果的ですが、陰干しするなどして湿気を蒸発させるお手入れが必要です。
敷きっぱなしでは湿気を吸着する一方で、除湿効果が低下してしまいます。
人は一晩にコップ1杯分の汗を掻くといわれていますが、これが敷き布団に湿気が溜まる理由です。
敷き布団が汗を吸収するとジメジメして、湿気を感じて不快になるので注意です。
梅雨期や夏期は湿度が高くなるので、余計に敷き布団の湿気が乾きにくく溜まりやすくなります。
掻いた汗がなかなか乾かないのと同じですから、お部屋の除湿を含めて、敷き布団の湿気対策をすることが大切です。